2024セール Kent Armstrong ピックアップ ニッケル Ni HJGN3 エレキギター

ケント・アームストロングのネックマウント式フローティング・ピックアップです。ネックへ固定する取り付けスクリューは付きませんので、ご注意ください。テスター計測では、室温25.6℃で8.06kΩになります。リードはモガミ2330を後付けしており、59cmほどあります。厚みは1.3cmほどありますが、端子をピックガード側へ折り曲げることで、1.2cm程度のクリアランスにマウントすることもできそうです。製造元の情報ではアルニコ5のスリムハムバッカーとのことですので、こう見えてハムバッカーです。本当かどうか知りませんが、こちらのピックアップは、ギブソンのBJBピックアップのリプレースとして設計されているという話も聞いたことがありますので、イメージとしてはジョニースミスやハーブエリスのようなサウンドを目指しているのかもしれません。私がトップマウントのフルアコにセットアップして弾いた感じで言うと、トップマウントに比べて少し軽やかで軽快に音が出てくる感じ（つまり、モコモコ感が少なく、ダークではない）がしました。以下は私の見解ですので、鵜呑みにせず参考程度にお読みください。また、お詳しい方による誤謬訂正もお待ちしております。ピックギターをフルアコとして使うためにマウントするピックアップには、大きく分けてディアルモンドのシングルを使う選択肢と、ケント・アームストロングやバルトリーニのハムを使う選択肢があるようです。それぞれメリット・デメリットあるようですが、一般的には生々しい箱鳴りを拾うにはディアルモンドが良いがノイズが酷く、ノイズを抑えながらダークなジャズトーンを目指すならバルトリーニやケント・アームストロングと認識されているようです。前者はFHC（モンキー・オン・ア・スティック）と呼ばれるディアルモンドのピックアップ（ギターマイク）が極端にノイズが少なく良好なラジオトーンで最高峰などと持て囃され人気があるようですが、60年代に製造が終了してしまったためか極端に入手製が悪く、たまに出物があったとしても600ドル以上と高額になるようです。一方、後者の代表がバルトリーニの5Jというピックアップかケント・アームストロングのスリムハムバッカー（こちらの商品です）のどちらかで、高級手工フルアコにセットアップされるのはこの2機種が多いということのようです。

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